prasksn’s diary

虫統一でダブルレートに潜った記録

虫統一でJCS ダブルクワガタ軸

7世代始まった最初のWCSルールはアローラ図鑑に載っているポケモンだけでPTを組むといったものでした。S1は955戦、S2は685戦とやりにやりまくった結果、1800に載れたりめまぐるしい環境の変化に対応しきれず1400周辺をうろうろして一喜一憂していました。そんなWCSルールで自分の中で1番しっくりきていたPTでJCSに殴り込みに行ったところA日程だけではありますが15-5で1628までは行けました。そのPTを紹介したいと思います。

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パラセクト

パラセクト gif に対する画像結果

種族値: H 60 A95 B 80 C 60 D 80 S 30

能力値: H 167 A 100 B 100 C 80 D 145 S 31

努力値: H252 B6 D252

性格: なまいき

特性: かんそうはだ

持ち物:くろいてっきゅう

技構成:

キノコのほうし いかりのこな

ワイドガード エナジーボール

 

味方を守り、胞子をばら撒き、トリルと雨パに対して圧倒的支配力を発揮する影の功労者。

今回鉄球を持たせているのは、虫統一を蹂躙しにくるパラセクトよりも遅いコータスギガイアストリックルーム下で抜くためです。キノコのほうしと聞くと運ゲーかよ〜と言われることがあるのですが、僕の感覚では1ターンは必ず寝ているのでトリックルーム下では「いつでも打てるねこだまし」だと思って使っています。厄介な方を止めて横のやつで仕留める といった感じですね。

D特化なのはカプ系や雨パのれいビのダメージを少しでも抑えるためです。ペリッパーの暴風はバコウ持たないと耐えないです(´・ω・`)

最後の枠がエナジーボールなのは耐久無振りゴルダックに対してギガドレインだと確定3発なのを確定2発にでき、ギガドレインで回復せずともゴルダックのれいビは雨下乾燥肌の回復で確定数は変わらないからという理由です。(教え技が許されるならタネばくだんにしたかった…)

相手がトリル主体のPTだとこれ以上ないくらいの活躍を魅せてくれました。トリル下のコータスギガイアスだと上から殴られてるだけでゲームが終わってしまうので、そのストッパーとして奮闘してくれました。雨パに関してはペリッパーを処理できればあとはパラセクトがうまい具合に試合をコントロールして勝てるということも多く、ペリッパーを処理する立ち回りもパターン化できているので雨パに対しても勝率は悪くなかったです。

 

…乾燥肌のせいで雨下でもテッカグヤの放射耐えないのは内緒

 

アブリボン

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種族値: H60 A55 B60 C95 D70 S124

能力値: H135 A54 B81 C147 D90 S193

努力値: B6 C252 S252

性格:おくびょう

特性:りんぷん

持ち物:きあいのたすき

技構成:

ムーンフォース かふんだんご

むしのていこう まもる

 

WCSに暴れるドラゴンへの打点として採用された突如虫ポケモン界に現れたアイドル。

ムーンフォースでマンダを乱数1発(割と倒せる)、ガブは後ほど紹介するハッサムのフェイント圏内まで押し込めます(倒せない)。そして専用技の「かふんだんご」は味方に打つと半分回復、敵に打つと威力90の虫技となり、とても汎用性が高いです。「むしのていこう」と合わせてアブリボンより遅い特殊アタッカーの火力を下げ、かふんだんごで隣のアタッカーを延命させることもできます。

さらに特性のりんぷんは雪崩、ほっぺすりすりなどもありますが、「ねこだましで怯まない」ところがとても評価できるとこだと思います。ハリテヤマやAライチュウに対してとても強く出れました。

放置されることもありましたが、ウツロイドやテテフレヒレ、ポリ2ポリZといった一貫したタイプ一致で押してくる相手に対して火力を下げることで逆に置物にできたり隣のアタッカーに1発耐えさせ、行動を保証するのはとても使いやすかったです。もう少し火力があれば…という感じですが、器用でやれることの多い子だと思います。

 

チョッキガブとかチョッキハリテにムンフォ確定3発という火力の可愛いさ()

 

カイロス

種族値: H65 A125 B100 C55 D70 S85

能力値: H141 A177 B120 C× D90 S150

努力値: H6 A252 S252

性格: ようき

特性:かいりきバサミ

持ち物:イワZ

技構成:

ストーンエッジ じならし

フェイント まもる

 

WCSルールを虫統一でやる上で避けては通れないポケモンウインディへの答えとして導き出したこのPTの軸にもなってるダブルクワガタの片方。

かいりきバサミにより威嚇が効かず、準速ウインディを抜くことのできるS85族。あとは倒せる技としてはじめはジメンZを使っていたのですが、無効で、すかされることがとても辛かったのでイワZを採用しました。

HBに振っている威嚇込みでガブリアスのジメンZ耐えるようなウインディ以外はワンパンできます。他にも(H167 B130)Aガラガラが倒せたり、(H177 B160)コータスが乱数1発(倒せない)だったりと苦手な炎に対して強力な打点となりました。じならしはS操作とコケコへの打点ですが、インファイトも使い勝手が良かったので選択だと思います。カミツルギカビゴンポリ2に強くなります。

正直考えついた時は興奮した反面、そんなにうまくいくか半信半疑でしたがダブルクワガタ軸のもう1匹であるクワガノンと組んで何度も勝利へ導いてくれました。 

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カイロスが1番倒したポケモン1位がウインディになってるのを見て、それだけでこのカイロス作った価値があったかなと思いました。

 

クワガノン

種族値: H77 A70 B90 C145 D75 S43

能力値: H175 A67 B120 C187 D114 S72

努力値: H180 B76 C36 D148 S68

性格:ひかえめ

特性:ふゆう

持ち物:オッカのみ

技構成:

10まんボルト むしのさざめき

マッドショット まもる

調整:

HB:鉢巻意地特化ウインディフレアドライブ(88%〜103%)ほぼ耐え

HD:木炭控えめ特化コータスの晴れダブルダメ噴火

(88%〜103%)

C:11nで最低

S:4振り50族抜き

   S-1最速ガラガラ抜き

 

カイロスと合わせたダブルクワガタ構築の片方。正直1番調整にてこずりました。HBはウインディ+カプ系の並びにカイロスと並べ、初ターンにカプ系はカイロスウインディクワガノンに攻撃することを前提として、攻撃を耐えてカプ系のSをマッドショットで下げ、次ターンにカイロスがカプ系に縛られなくするためです。HDに関しては完全にドレコー意識で、噴火を耐えてドレディアを倒す感じになります。

やはり構築段階で基本的にこの二体を先発に出すことを想定して組んだこともあって選出率はカイロスと同じくすごく高かったです。火力にほとんど振っていないのに性格補正だけでかなりの火力を叩き出してくれました。流石虫タイプ最強の砲台といったところです。調整した以上の働きを魅せてくれたのでとても満足しています。

 

ハッサム

種族値: H70 A130 B100 C55 D80 S65

能力値: H175 A195 B120 C× D100 S92

努力値: H236 A220 S52

性格:いじっぱり

特性:テクニシャン

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:

アイアンヘッド バレットパンチ

どろぼう フェイント

調整:

H16n-1 A残り S4振り70族(メタグロス)抜き

 

テテフの一貫を切るためにチョッキを着た受けだし兼アタッカー。

サイコフィールド下でもテテフを倒せるようにアイアンヘッド、ガラガラやメタグロスへの打点にどろぼう、テクニシャン補正のかかる先制バレットパンチ、フェイント。カイロスも持っていましたが「フェイント」は「まもる」を打ち破ることができるのでダブルでは非常に有効で、僕が1番好きな技です。

ハッサムは基本的にカイロスウインディを処理した後に出し、持ち前の耐久で殴り合いに勝つという使い方です。オーロラベールが厄介なキュウコンこちらに技が一貫しているウツロイドなどをバレットパンチで倒せるのが強みでプテラの追い風を止めるためにもよく選出しました。ギガイアスには弱点はつけますが倒せるわけではなく、逆に弱点保険などで返り討ちにあうので有利とは言えないですね。上記のアブリボンのむしのていこうと合わせて特殊には殴り合いでかなり勝てます。しかしチョッキなのでつるぎのまいが使えず、高耐久のポケモンで詰んでしまうことがあるのはキツイところでした。

倒せない敵がおおいのは確かですが、僕が相手にして欲しかったポケモンは十分に見ることができる型になっていてそこは満足しました。ハッサムはとても強いのでまた新しく強い型を考えていきたいですね。

 

フェローチェ

種族値: H71 A137 B37 C137 D37 S151

能力値: H147 A189 B57 C157 D51 S223

努力値: H6 A252 S252

性格:むじゃき

特性:ビーストブースト

持ち物:いのちのたま

技構成:

とびひざげり どくづき

れいとうビーム まもる

 

膝でカビゴンポリ2を、れいとうビームでドラゴンを、どくづきでカプ系をと環境にいるトップメタをほとんど相手することができるこのPTのエースアタッカー。

特に球とびひざげりの火力は凄まじく、並みの耐久なら等倍でも一撃粉砕してしまう(外して自分の膝が粉砕することも多々ありました)。

Sに補正をかけることで1匹倒した後ビーストブーストでSを上げることができ、相手のフィニッシャーとしてのスカーフ持ち(ガブやカミツルギ)を完全に黙らせることができます。

耐久に関してはウインディの鉢巻神速で落ちたり、ガブのドラゴンクローで当たり前のように落ちますが、うまい具合に回しながら大事にしていればフェローチェで4匹とも倒してたゲームもザラにあります。さすが準伝説といったところでしょうか。

 

総括:

やはりめちゃめちゃ潜っただけあって環境にいるほとんどのPTを相手にできるPTに仕上がったんじゃないかと個人的には思っています。特にカイロスに関しては虫統一じゃなくてもウインディキラーとして活躍できるんじゃないかと内心思っていたり…メガなしでも活躍できるんだぞということを示してあげることができてよかったです。

訳がわからないくらい長くなりましたが見てくださった方々ありがとうございました。

 

では良い虫ポケモンライフを( ╹◡╹)ノ

 

追記

ランキング集計前に投稿したせいで大体で書いていたのですが、A日程1630ではなく、正確には1628でした。勝ち負けは合ってるので許してください。